パナソニック(株)

製品種類: 洗濯機

機 種 名 : NA-VX9300/7300/730S

販売年度: 2014年

製品イメージ

評価項目

番号 評価項目 取組
1 減量化・減容化
2 再生資源・再生部品の使用
3 再資源化の可能性の向上
4 長期使用の促進
5 収集・運搬の容易化
6 手解体・分別処理の容易化
7 破砕・選別処理の容易化
8 包装
9 安全性
10 環境保全性
11 使用段階における省エネ・省資源等
12 情報の提供
13 製造段階における環境負荷低減
14 LCA(ライフサイクルアセスメント)
◎: 主な取組項目

製品アセスメントの概要

洗濯乾燥機において、「ヒートポンプ」乾燥方式を採用。ヒートポンプユニットを上部に配置して乾燥風路を短くして循環経路の抵抗を抑え、乾燥効率を大幅に向上するなどで省エネ性能を高めた。また、3つのセンサーによる「エコナビ」機能によりさらなる省エネを実現した。


改善の具体的内容

[ ]の中の数字は関連する評価項目の番号です。

1. 使用段階における省エネ・省資源等[11]

(1)乾燥フィルターの大型化、ホース大口径化、乾燥ファン配置変更により、風路圧力損失を約30%削減し、約8%の省エネを実現。 (定格6kg洗濯~乾燥「おまかせコース・標準乾燥モード」時で 従来機種 約650Wh→約600Wh) (2)洗濯工程では、3つのセンサーで衣類の量や汚れの程度に合わせて洗濯することで、最大約8.5%の省エネ(70Wh→64Wh)、約7.6%の節水(78L→72L)を実現。 (洗濯のみ「おまかせコース」、粉末洗剤使用、洗濯容量10kg運転の場合、エコナビ運転OFF時との比較) (3)乾燥工程では、衣類の量や布質を検知して、最大約20.4%の省エネ(576Wh→458Wh)を実現。(乾燥容量3kg 化繊比率85%の場合、センサーOFF時との比較) (4)本体幅をそのままとし、外槽とドラム槽の隙間を見直し、ドラム内容積を大きくし(63L→69L)、洗濯容量を拡大(9kg→10kg)。衣類1kgあたりの消費電力量を従来機種と比べて約7%削減。

2. 再生資源・再生部品の使用[2]

再生プラスチックの利用時に生じやすい黒点等の外観不具合を軽減するため、ダーク系ボディ色を採用し、ボディの他、ダイワクや持ち手(ハンガー)部に再生プラスチックを使用。

3. 情報の提供[12]

従来からの操作パネル上のエコナビランプによる表示に加え、スマートフォンでも、エコ情報としてエコナビランク(セーブした消費電力量)などを表示可能とした。

4. 環境保全性[10]

J-Mossに対応。 ※従来機種:NA-VX8200

構造等の図

構造等の図 1

構造等の図 2

構造等の図 3