不法投棄・離島対策事業協力事例

コンテナを使い分けて海上輸送の効率化

事例区分 海上輸送効率
紹介自治体 沖縄県  宮古島市
設置場所 -

宮古島市では、対象機器廃棄物を一時保管する中間集積所を複数設置している。
比較的 1 店舗当りの回収量が多い家電量販店用として、20 フィートコンテナを設置している専用集積所が店舗近隣に2箇所ある。この中間集積所とは別に、市のクリーンセンターに一般電器店や市民の直接持込み用として、10 フィート又は 20 フィートコンテナを設置している。この中間集積所の管理委託先が、対象機器廃棄物を品目別に整理して効率よくコンテナに積み込んでいる。
この取組は、コンテナへの運び込みの時点で出来るだけ多くの対象機器廃棄物を積載し効率的な海上輸送が図れるよう、対象機器廃棄物専用コンテナを提供している海運会社、中間集積所の管理委託先及び小売業者のそれぞれが市と連携することで実施されている。
さらに、宮古島市のホームページでは、排出者の利便性の観点からグリーン券を保有する電器店や収集運搬事業者を義務外品も引き取る者として 25 社以上も紹介している。この取組により、平成 25 年は約 20%を超えていた郵便局券での排出割合が、5 年後の平成 30 年には約 6%となった。