貴社が家電製品資格を推奨する理由はなんでしょうか?
家電アドバイザー資格がマイスター制度への登竜門

弊社は「“こだわり”の専門店の集合体を追求します」という企業理念を掲げておりますので、従業員にも専門性を追求して欲しいと考えています。一方、これまでの販売員のキャリアプランはマネジメントが中心の制度でありましたので、それを見直し、専門性を追求しスペシャリストというキャリアプランを選択できる「ビックカメラマイスター」という新たな制度を2022年に作りました。
この制度では、「家電アドバイザー」資格を持っていないと「ビックカメラマイスター」の認定試験にエントリーすることができません。「家電アドバイザー」資格をマイスター制度の登竜門として活用させていただいています。
「家電アドバイザー」資格を持っていることが家電製品に関する知識の基本となるので、まずはその資格取得を推奨しています。

資格を取得することで従業員の皆さまにどのような効果がありましたか?
自信を持った接客で、やりがい実感

まずは、従業員が自分で勉強して家電アドバイザー資格を取得することで、より自信をもって商品のご案内ができるようになりました。
また店舗でのお客様へのご案内でも会話が弾み、商品知識の豊富さをお客さまからご評価いただいた際に、「実は私『家電アドバイザー』という資格を持っているんです」と従業員がお伝えすると、「そんな資格があるんですか、それなら安心ですね!」とお客さまよりお言葉をいただけたという話をよく聞いています。
このように自分が努力して取得した知識を接客に活かし、お客様に喜んでいただくことで、やりがいを実感できることが、家電アドバイザー資格の効果だと思っています。

今後の従業員教育についてお考えをお聞かせください
家電資格で専門知識を深め信頼される人財へ

会社としては「家電アドバイザー」資格をきっかけに、幅広い商品を理解し、自分の好きなものや興味のあるものを見つけたうえで、得意分野の商品についてさらに専門性を追求して欲しいと思っています。
弊社は、専門的な知識を持った販売員が店舗にいることでお客さまに安心してお買い物をしていただける、それこそが「専門店の集合体」の証であると考えています。お客さまから「ビックカメラの販売員に聞けば何でも教えてもらえる」というご支持をいただくためにも、まずは「家電アドバイザー」の勉強から始めて、その知識をどんどん深めてもらう。その相乗効果を期待し、今後も家電製品資格を活用して専門的な知識を持った人財を育成していきたいと思っています。